「旬の品をさりげなく、主人自ら調理し、
もてなすことである」
戦国武将、伊達政宗が料理について晩年の逸話を収めた
「命期集」に残した言葉だそうです。
昔は今のように食材が簡単にお店で買えるわけではなく、
お客様に食事をお出しする為に馬を馳せたり、
自ら狩りや収穫をしたり、
それこそ亭主自ら走り回ったそうです。
料理を食卓に並べる為には、
まず食材を買い集める為に走る人がいます。
その食材をお店に並べる為に走る人がいます。
そして、その食材を育てる為に走る人がいます。
たくさんの人が走り回って、
私たちの前に初めて料理として並んでいるのです。
そこから、食事をした後の感謝の意を込めて
ご馳走さまと言うようになったそうです。
馳走かねこでは、地元鎌倉の食材「地産地消」を中心に、
その中に津々浦々の旬の食材を御用意致します。
日本特有の四季を感じ、
その食材に合ったさまざまな料理技法を詰め込み、
料理が美味しいのは当たり前、
その大切な素材にストレスを与えない料理を志し、
馳走かねこでしか味わえない料理を提供致します。
ぜひ、肩に力を入れない和食を
感じていただければと思います。